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まつ毛も凍るマイナス30度のアルバイト|船凍イカを船から運び出せ

まつ毛も凍るマイナス30度のアルバイト|船凍イカを船から運び出せ

おはようございます、たかひろです。能登町にあるイカの駅つくモールの駅長や、のとマートというECサイトの運営や、のとりっぷという能登半島に特化した観光サイトの運営を行っています。

今回の記事は能登町にある珍しいアルバイトについて。ちょっとキツいけどかなり稼げるアルバイトなので興味のある方は挑戦してみてください。

船凍(せんとう)イカを運ぶ、ただそれだけ

能登町小木にはその土地ならではのアルバイトがあります。それが船凍(せんとう)イカの荷揚げというバイトで、内容は超簡単、イカを運ぶ。ただそれだけ。

このアルバイトかなり給料も高く、僕は過去に2回経験があるのですが1回目は6時間で18,000円、2回目は2時間で10,000円をゲットしました。しかも船凍イカのお土産(20匹)付き。かなり良いバイトです。

が、当然楽に稼げる訳ではありません。船凍イカは船内にある冷凍庫に保管されているため、倉庫まで降りて運び出さなければなりません。船外に運び出すのはベルトコンベアに乗せれば良いのですが、倉庫内に積み上げられた船凍イカは人の手で運びださなければなりません。

ここがこのバイトのキツイ所。

運び出す船凍イカ1箱の重さは約8㎏、倉庫内の温度は-30度。この環境で多い時には14,000ケースとか運び出さなければなりません。ちょっと想像し難いと思うのですが運動不足の人だとかなりキツいと思います。

手ぶらでOK!防寒着などは全て借りれます

現場は小木漁協の岸壁。100トンの漁船が停泊しているので乗り込みます。でもその前に装備を固めないと確実に凍死します。防寒着や安全靴は全て漁協が貸してくれるので素早く着替えて船に乗り込みます。

レンタル防寒着で問題なく作業は出来るのですが、ヘルメットだけは被ったことがありません。防寒着に交じって置いてあるヘルメットは船凍イカが落下してきた時に重宝されるのですが、周りの誰も被らないから何だか被れません。なんか被ったらダサいヤツと思われそうな雰囲気なのです。

直接空気を吸うとエンドレス咳地獄

ヘルメット以外の装備を着込んだら倉庫に降ります。初めてでも先輩たちの動きを真似すれば何とかなります。実際にやってみると色々ポイントがあるのですが、やってみないと分からないのでここでは割愛します。経験者同士で話すあるある話は結構盛り上がります。

-30度の倉庫は速攻で水分を凍らせるので、まつ毛とか凍ってくっついたりします。僕は常に目出し帽を被って作業をするようにしています。と言うのも以前直接空気を吸い込んだら何か喉の中にかさかさしたものが入り込む感じがして、咳をする→吸い込む→また咳をするで、エンドレス咳地獄にハマったことがあります。以来倉庫の中では直接空気を吸い込まないようにしているのですが、ニットも何もつけず頭真っ白になりながら作業をしている手練れもいるので驚きです。もはや船凍人 です。

テンション上がって後半は箱を投げ合う

後から聞いた話ですが小木の荷揚げ作業は業界内最速だそうです。小木以外のイカ所言えば八戸や函館が有名なのですが、それらの地域の荷揚げ作業に比べて圧倒的に早いのが小木だそうです。

実際にアルバイトするとわかるのですが皆さんノンストップです。一定のリズムで右から左、上から下へと船凍イカを運ぶのでリズムを乱すスキを与えてくれません。広い倉庫は徐々に人と人との間隔が広がるので、荷物を相手のいる場所まで持っていったら時間がかかってしまいます。なので後半になると皆8㎏の船凍イカを容赦なくぶん投げてきます。

カチカチに凍った8㎏のイカが僕めがけて飛んでくるので、終わる頃には腕は痣だらけ。人が多ければ投げ合う事もないのですが、近年はこのアルバイトに来てくれる人も少なくなったそうです。そうなると「くっそ、イカを投げるしかねぇ」という事になるそうです。

まとめ

  • 荷物を運ぶだけの単純作業
  • 給料は良いが体力がいる
  • 手ぶらでOK
  • 漁獲量によって時間も給料も変わる

と言う訳で今回は僕が体験した能登町ならではのアルバイト、船凍イカの荷揚げについてでした。アルバイト代は社会経済を回すという大義の元、行きつけのダーツバーに還元してきます。

イカの駅つくモール

イカの駅つくモールは2020年6月に石川県能登町にある日本百景九十九湾の畔にオープンした観光交流施設です。能登町の食と景観を生かした施設をコンセプトに運営され、レストランや物産は勿論、マリンレジャーや遊覧船も楽しむ事の出来る施設です。
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