かき氷のことを考えてみた

気温が5度程度の能登ではありますが、最近はかき氷のことが気になっています。今朝の週例会議でも「かき氷どうなってんだっけ?」と担当者に色々と質問、早めに準備を整えたく思っています。
カフェの人気商品ソフトクリームのピークはGW、夏になるとソフトクリームは溶けやすいのでかき氷の方が人気が出ます。
それを知りながら手を出せなかったのが1年目、同じ轍を踏みたくないので早々に開発を依頼しています。
イカの駅での商品開発は担当部門が行い、ある程度固まったところで試食をしたりします。苦労が水の泡にならないように事業展開は先に説明するので、開発者はある程度の制約条件の中での開発を強いられます。
例えばクラファン真っ最中の「味付きイカ丼」はレストラン発の商品で開発者は料理長です。料理長には「能登にあるもので能登にないものを作って」「レストランで食べたものをお土産で買えるようにしたい」とだけ伝えました。

その後のマーケティングを見据えた課題提供でしたが、見事期待に応えてくれて今の味付きイカ丼があります。レストランでは8ヵ月で1万食を売り、クラファンでは10日で2,000食を売りました。
戦略ではまだまだ販路は広がり、同時に「能登町」「イカの町小木」「船凍イカ」も広がっていく予定です。
そもそもマーケティングありきの商品開発なので、カフェにしろレストランにしろ、物販も全て商品開発の視点は特有です。
なのでかき氷も店頭販売で終わるような提案は当然突っぱねることになります。まぁ担当者はそんなこと分かっていると思いますが(笑)
イカの駅つくモール
イカの駅つくモールは2020年6月に石川県能登町にある日本百景九十九湾の畔にオープンした観光交流施設です。能登町の食と景観を生かした施設をコンセプトに運営され、レストランや物産は勿論、マリンレジャーや遊覧船も楽しむ事の出来る施設です。
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