優しい人や会社と付き合いたい
- 2020.11.12
- イカの駅

おはようございます、たかひろです。能登町にあるイカの駅つくモールの駅長や、のとマートというECサイトの運営や、のとりっぷという能登半島に特化した観光サイトの運営を行っています。
先ほど某旅行会社さんから2021年度の4~9月の間で100本の団体の御提案を頂きました。この御時世だから40人ってことはないでしょうが、半分の20人であれば2,000人確定です。
おいしいですね。
でも速攻で断りました(笑)なぜ断ったのか。
優しくなかったからです。
ビジネスにおける優しさは相手を気遣う働き方で、例えばメール1つとっても1回で終わる内容を簡潔に書くとかです。時間は最大の資本であると同時に、生まれた瞬間からカウントダウンが始まり減っていくものです。今回の旅行会社さんは相手の時間を奪う行為を平然とされていました。
取り引きすればいずれ担当が変わり僕への負担は減るでしょうが、今度は引き継いだ人に負担がかかるだけです。先方の仕事に対する取り組みを僕がどうこう言うのも筋違いですので、こういったお話はきっぱりとお断りするよう決めています。
こっちが合わせるべきと言う意見もあると思いますが、そうならないよう旅行会社さんに頼らない戦略を打ってきました。お断りしてもやれるだけの根拠があって初めて自分たちの意見を主張できると思います。
また、断る理由としてこちらのコストに関する部分が大きいように思えますが、結果的にイカの駅を訪れるお客様に対しての優しさも失うからです。例えば自分たちが行くときは満席でなくても遊覧船を貸し切りにしてください、レストランを貸し切りにてくださいなどです。多分自分たち以外のことを想像できる優しさがないのだと思います。
36人も従業員抱えていてその後ろには彼らの家族がいます。そのことを思えば1人でも多くのお客様に足を運んでもらいたいですし、業界から干されるのもめちゃめちゃ嫌です。でも結果的にこの判断が正しいと思えるように未来を無理やり引っ張ってくるつもりです。
という訳でまたいつものくだりなのですが、僕の判断により2,000人ほどのお客様を失いましたので、この記事を読んでいる皆様が「しょうがない、近くに来たからあいつの所で飯くうか」ってなるのを期待しています。
この下心は現場の品質が満足してもらえるレベルにあることが前提ですので、現場の品質向上もしっかり頑張ります。
イカの駅つくモール
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